ゲームのやり過ぎで日常生活に悪影響が出る症状が「病気」と診断されることになるようです。
WHO(世界保健機関)が「ゲーム依存」を病気の世界的な統一基準に追加する方針です。
ネット依存の専門機関での診断は、ゲームにのめり込んだ人の予約待ちの状態で、患者の半数
は中高生というデータもあるそうです。
★ネットゲームへの依存をチェックしてみましょう。
「ない」「ときどきある」「よくある」のどれにあてはまりますか?
1 ゲームをしていないときに空想などでゲームのことをよく考える。
2 ゲームができないとき、頻繁にイライラ、不安、悲しい気持ちになる。
3 十分ゲームをしたと感じるために、もっと長い時間する必要があると感じた。
4 ゲームの時間をうまく減らせなかった。
5 友人に会うなど、以前の遊びよりもゲームを選んだ。
6 勉強や人間関係などで問題が出ているのに、長時間ゲームをした。
7 どれくらいゲームをしたかを、大切な人にばれないようにした。
8 いやな気持ちを晴らすためにゲームをした。
9 ゲームのために大切な人間関係を危うくしたり、勉強がうまくできなかったりした。
結果はどうでしたか?「ときどきある」「よくある」が5つ以上あてはまる場合は
依存が始まっているという警戒レベル、ということです。
長時間同じ姿勢でゲームをし続けた結果、下半身がうっ血する「エコノミークラス症候群」
で死亡した、という例もあります。
ゲームをする時間をきちんと決めるなど、病気になる前に自分でコントロールしましょう。